Spare Times

暇な時に書きます

意識高い系よりやっかいな「友達自慢」という病

最近友達自慢ばかりする知り合いがいるんだけど、実にやっかいである。なんせ会ったことも名前を聞いたこともない人が会話の中で唐突に出てくるもんだから、その友人とやらの人となりが分からない。

 

さらにいきなり自慢話(武勇伝・学歴・社歴・成果etc.)だけを聞かされるので、その自慢を踏まえてあなたにどう反応すればいいのか分からない。それならまだ「昨日寝てなくてさっ」といった中学2年生並みの自慢を聞いていた方が、いくらか聞き流しやすいというものだ。

 

「すごい友達がいるんですね」とでも言いながら相槌を打つのが正解なのか、「うらやましいですね」と羨望のまなざしで、あなたのことを見つめれば正解なのか。たぶん、前者だろうし後者でもあるだろう。しかしながらそんな話を聞かされて、果たして敬意を持ってあなたに接したり、あなた自体をすごい人間だと思うだろうか?(Tehuくんは凄くウザいけどすごい人間だ)

 

そもそも「自慢」という行為自体に興味をもって接してくれる人というのはごく僅かである。ドヤ顔で成し遂げたことを報告されたり、有名人の彼女や彼氏がいたり、文化資本が高いことを誇らしげに語ることに、あなたの自尊心を満たすこと以外の意味を見つけることが難しいからだ。

 

むしろ、話を聞いている限りその素晴らしい環境のおそらく中心にいるであろうあなたの、つまらなさを際立たせてしまわないだろうか。あなたが自慢をすればするほど、そんな凄い友人たちに囲まれているのにも関わらず、あなた自信の自慢話がまったく出てこないことに違和感を覚えてしまうことの方が多いはずだ。

 

確かに友達がアイドルになったり、すごい賞をとったら自慢したくもなる。芸能人と仕事をしているという話も、うらやましいことには違いない。

 

けれどあなたがその高尚で素晴らしい事実を必要以上に語ることで、聞き手の興味は次第に語り手であるあなたに移っていく。あまりに長い話を聞かされても、知らない人の話なのだからイメージするにも限界があるし、起承転結のない自慢話は往々にして退屈である(自慢話は往々にして起承転結が無い)。

 

 

自慢話に飽きてきて、聞き手がふとあなたを見た時の表情に、あなたは果たして気付いているだろうか。

 

 

それでも気付かない無自覚なあなたには、こんな言葉を捧げたい。

 

 

 

「そうですか。それで、あなた自身はどんな偉業を成し遂げましたか?」