Spare Times

暇な時に書きます

突然だがサッカーについて記す

f:id:karasumaoike1989:20170403012518j:image

 

初めてサッカーを観る人、そしてプレイする人のために解説をするよ。ただし「オフサイド」についてはどこにでも書いてあると思うので、オフサイドは省くよ。じゃあいくよ。

 

サッカーはブラジル発祥ではない

サッカーは通常、11人からなるチーム同士で対戦する、イングランド発祥のスポーツです。サッカーといえばブラジルが想起されがちだけど、実際はイギリスで生まれた「紳士」のスポーツなんだ。正しく、ルールに則って、フェアにプレイするというのが最低限のルールとされているね(その紳士の国で、人種差別発言や暴動がよく起きるのはなんでなんだろう?みんなも考えてみてね)。

 

だけどフェアに試合をやってるだけじゃあ勝つことができないのがスポーツの難しいところ。だから裏ルールみたいなものとして「マリーシア」と呼ばれる駆け引きが試合の中では頻繁におこなわれるんだ。

 

マリーシアポルトガル語で「ずる賢い」という意味。その名の通り、審判の見えないところで相手選手に暴言を吐いたり、唾を吐いたり、わざとラフなプレーをしたり、ルールの範囲内で狡猾に駆け引きをすることを示すよ。実際にブラジルなど南米の国や、ヨーロッパのサッカー先進国などはこのマリーシアの技術が一流なので強豪国と呼ばれているんだ。反対に、日本人はそうした狡猾なことを「不誠実」「アンフェア」として嫌うから、一部では世界の舞台で活躍できない原因にそれがあると言われているんだ。日本人では岩下選手のマリーシアが目立っているね。

 

ポジションは以外と簡単に理解できるから、ポジションを理解すれば観戦が容易になるよ

ルールは簡単、サッカーボールを相手のゴールに入れれば1点が入って、点数の多い方が勝ちになるんだ。サッカーコートには敵味方合わせて22人の選手たちがいて、みんなで1つのボールを奪い合い、ゴールに向かっていく姿を見るのはテレビだと退屈だけど、スタジアムで観ると臨場感が凄いんだ。応援では野球ほど鳴りものも使わないので、観客も声の限りを尽くして自分のチームを応援する。これも醍醐味の一つと言えるね。でもただ観てるだけじゃあつまらない。「ポジション」をしることで、理解の幅はもっと広がるんだ。

 

手も足も使える唯一の例外 ゴールキーパー

一番覚えやすいのが、唯一手を使うことを許されたポジションであるゴールキーパー。飛んでくるボールを防ぐために手を使うことができるので、11人のメンバーのなかでは例外的なポジションなんだ。ゴールキーパー以外の選手は「フィールドプレイヤー」と呼ばれ、差別化が図られているよ。

 

あまりフィールド内を動きすぎてしまうと自分のゴールがスカスカになってしまうので、基本的にはゴールから離れないことが多いのが特徴。だけど最近では、ドイツ代表のマヌエル・ノイアー選手の登場でゴールキーパーの概念が変わろうとしているんだ。彼はまるでフィールドプレイヤーと同じようにゴールをすっぽかして相手の陣地ギリギリまであがり、攻めることで守るという新しいプレースタイルを現代サッカーに導入した先駆者なんだ。もちろん、確かな技術力と豊かな才能に裏打ちされたからこそできる芸当なので、小中学生にノイアーのプレースタイルを真似させている指導者諸君はまずは基礎をきっちり教えてからにしようね。

 

キーパーの前にそびえ立つ壁 ディフェンダー

日本代表では吉田選手や長友選手、内田選手たちが務めているこのポジション。別名「バック」とも言い、その名の通りゴールを守る砦のことなんだ。現在主流になっているのが4人のディフェンダーゴールキーパーの前に横並びにする、4バックというシステム。そのほか3バックや5人で守りを固める5バックなど、様々な戦術によってシステムは変化していくよ。

 

4バックの場合、中央に位置する2人はセンターバックと呼ばれ、色んな選手に司令を出したり、向かってくる敵からボールを奪うのが主な役目なんだ。基本的に身長が高くて体が強い選手がこのポジションを任されるんだけど、最近ではそれ以外にパスの巧さも求められるようになったんだよね。さらに高い戦術の理解度も求められるので、今一番、適任者を探すのが難しいポジションのひとつだね。ドイツ代表のマッツ・フンメルス選手やブラジル代表のチアゴ・シウバ選手などがその代表格だと言ってもいいね。

 

そして右左両端に置かれるのがサイドバックという、端から攻め上がってくる相手選手を止め、ボールを奪って攻撃に繋げる役割を持つポジション。このポジションに求められる役割は、現代になって最も変化したと言えるね。昔は決まった場所から動かず、前から来た相手を止めるという仕事がほとんどで、たまに前進してパスを出し、そして自分の場所に帰るだけだったんだ。だけど今では攻撃の時には相手陣地まで攻めていって、相手にボールをとられたら自分のポジションにもどる、という上下運動の繰り返しが可能な運動量が求められるポジションになったんだ。

 

守備のセンスはもちろんのこと、良いパスを味方に供給したり、隙を見ては自分でもゴールを狙うなど攻撃のセンスが特に求められるようになったんだね。運動量では日本代表の長友選手が代表格で、攻撃・守備のバランスと戦術理解度がすさまじい元ドイツ代表のフィリップ・ラーム選手といったところだろうか。ラームは引退するのが残念だね。このポジションも人材難が嘆かれているので、これからサッカーを始める少年たちはサイドバックを極めるのが得策だと思うんだ。ちなみ僕は主に左サイドバックでサッカーをしていたんだけど、他のポジションよりも慣れるのがかなり難しかった記憶があるね。

 

次回:「触媒の役割を果たす攻守のバランサー ミッドフィルダー