Spare Times

暇な時に書きます

新宿と合コン

新宿で乗り換えて職場まで行くので、帰りは新宿でちょっと旨いもん食べて帰ろうだとか、ユニクロ行こう、ということになる。そうすると、ほとんど毎日新宿にいることになるので、新宿については少し詳しい。

 

ある雨の日のこと。小雨だったから傘をさすのも面倒だと思い、ぽたぽたと水滴が落ちてくるなかで毎週楽しみにしているマンガのネタバレ(文字バレ)を読んでいた。10分くらい同じ場所に立ったままでケータイを眺めていたら、「あの」という声。「はい?」という僕。「ちょっといいですか」という声。「もう少しで読み終わるのでちょっと待ってください」という僕。「読み終わりました。どうかしましたか?」と顔を上げる僕。たぶん28歳かそこらの、男女のカップルが立っていた。

 

 「あの、この辺で合コンに向いてそうな居酒屋ありませんか?」と訪ねる男。「私たち合コン友達なんです」と補足する女。ものすごくうさんくさいけど、まあ、早い話が大人数で利用できそうな居酒屋知りませんか、ということだったので、ご飯がおいしくてアクセスもいいお店を教えてあげた(1時間くらいかけて丁寧に)。そしたら「なんかお兄さん面白いですねえ!」と男。「ですです!」と女。「ですです」、ではない。こちらは懇切丁寧に教えて差し上げたのに、どこが面白いのか分からない。

 

続いて、「今度一緒に合コンしませんか」と言われる。誘い言葉に乗り、結局何度か合コンをした。道端で会った見知らぬ女とその仲間たち。戦々恐々として臨んだ合コン。5対5でやって、相手はみんな職業が事務。みんな事務と名乗る。おそらく彼女たちはアムウェ◯で、そろそろ勧誘してくるのだろう。そう願いつつ、その正体を知るのが楽しみで、なんども合コンをしてしまった。

 

 こういうケースが何回かあった。あの人たちは必ず男女ペアでうごいて、上で書いたテンプレート通りの話をしてくれる。僕は新宿については少し詳しくなったつもりだが、この手の現象がなんなのか、まだつかめずにいる。そういえばまだ、出会った相手の本名を知らない。