Spare Times

暇な時に書きます

みなさん、飲み会のお誘いをお待ちしています

先日、前職時代に仲の良かったカメラマンさんたちや今は別の会社で働いている元同僚たちと、おおよそ1年半ぶりくらいにお酒を飲んだ。カメラマンさんとは墨田区のジャズフェスで会っているから1年も経っていないのかな、街で突然出会って以来な気がするけど…

芸術家になりたかった人の日記

www.ishikawayulio.net 雨音がうるさくて眠れないからはてなブログを漁っていると、上の記事に出会った。僕は大学に6年間通って親を嘆き悲しませたという黒歴史を持っていて(その時の話を『クイック・ジャパン』vol.131のコラムで書いた)、誰かに話すとき…

空ろな人間

盲目でないとすれば この目にも、永遠の星や 花びらが幾重にも重なった薔薇が 見えるだろう 死にゆく黄昏の王国で 空っぽな人間の 残された希望として こんなふうに、世界は終わる こんなふうに、世界は終わる 世界の終りは、爆発音ではなく、すすり泣く声で…

「出会い」を構築する手段と不可視のカルチャーを巡る問い

書店について考えたこと。キュレーションによって「出会うきっかけを構築する」新しい書店はとても文学的で魅力的な一方で、オールドタイプの大型書店の保持する、ある種、博物館(倉庫)的な機能や量によって担保される安心感には凄まじい魅力がある。 それ…

竹原ピストル

2009年活動休止の野狐禅。ソングライターである竹原ピストルが作り上げた『初恋』は、そのタイトルが表象する「純真さ」ではなく、「不器用なさま」を泥臭く歌い上げる。歌詞の中では一貫して、「挫折」「奮起」という主題と(竹原ピストル自身が)向き合い…

「一貫性」って結構大事だと思うよ

絶対ブレない「軸」のつくり方 作者: 南壮一郎 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2012/09/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 議論については(選択肢のない人も)おいといて、ライフプランを考えるにあたり「一貫性」というのはとて…

意識高い系よりやっかいな「友達自慢」という病

最近友達自慢ばかりする知り合いがいるんだけど、実にやっかいである。なんせ会ったことも名前を聞いたこともない人が会話の中で唐突に出てくるもんだから、その友人とやらの人となりが分からない。 さらにいきなり自慢話(武勇伝・学歴・社歴・成果etc.)だ…

「若手ブランド」は成功の夢を見るか

最近TwitterやFacebookをみていると、若い人たち(まあU30としておく)の自己語りが非常に目立つなという印象を持っていて、そのことについて少し考えていました。そこにはもちろん、自分含まれてしまうわけですが。目立っている多くの人々は、自身の思考や…

書評のボツ原稿を供養する②

あるところに勤勉な学生がいた。学生は卒業の目安とされている4年間では満足いかず、6年間の学生生活を心ゆくまで楽しんだ末、晴れて社会人になるという蝉のような人生を送っていた。勤勉な学生の持つ勉学以外の思い出は、複数のサークルをすぐに辞めたこと…

書評のボツ原稿を載せます

「烏丸おいけ」というペンネームは、京都の中京区にある「烏丸御池」という駅の名前をそのまま頂戴したもので、駅の周辺には、今はなくなってしまった新風館や京都国際マンガミュージアム、あとは食べログで検索しても出てこないけれどほんとうに美味しいこ…

TSUTAYA新宿店のアダルトコーナー

いつものように、TSUTAYAの9階にあるアダルトコーナーでAVを物色していた。金曜日だということもあって、仕事帰りのサラリーマンらしき人たちが入念に物色している。それを横目でしばらく見ていた。ふと、目が合う。足早に7本のAVをオートメーションのレジカ…

28歳になってしまった

28歳を都内でむかえた。苗場ではない、都内である(ここは来年のために強調しておく)。28歳になってしまった。お祝い頂いた皆々様、本当にありがとうございます。今年はいい子になります。 18歳の夏、部活をサボって校舎の4階にある教室からグラウンドを眺…

ビリー・ウォルターに花束を

アメリカの作家にビリー・ウォルター(1955年〜1997年)という人がいる。彼は終戦後、わずか10歳前後の時に日本に滞在した経験があるため、日本については多少詳しい。日本語も日常会話程度は話せるとのことで、親日家として知られていた。 作風をみても非常…

「紙・Web論争」さっさと終わらせて、地道に働いた方がいいよ(たぶん)

正直、もう何十年皆様が仰っているのかは皆目見当がつかないのですが、編集者にしろライターにしろ、コンテンツを紙で出すかWebで出すか、じゃあどっちの方がレベルが高いかという議論、というよりもむしろ、やっかみや見下しとか懐古主義的優越論がいまだに…

リュックにTENGAを飼っている

先日TENGAを購入した。それからというもの、毎日使っているリュックにTENGAを入れて持ち歩いている。例えば野音で音楽のライブを観ている時もカフェでコーヒーを飲みながら原稿を書いている時も会社のデスクで編集をしている時も個室で打ち合わせをしている…

カープが優勝したら宿題は無しにする

目を閉じて、少し昔のことを思い出してみる。あれは確か小学校三年生の算数か国語の時間だった。まだ春の残り香のある5月。担任の先生は言った。「今カープは調子がいい」。僕はノートの隅に落書きをしながら思った。「それは5月だからだ」。先生は言った。…

プレミアリーグはチェルシーが優勝した

今年のプレミアリーグを制したは、イタリアの名将アントニオ・コンテ率いるチェルシーだった。凋落していたチームをわずか1年で優勝させるコンテの采配には舌を巻くが、改めて感じたのは、昨年レスターという補強費を持たないチームが起こした奇跡の優勝は、…

潔癖症です

過剰な清潔社会と他者排除の関連について少し考えている。「清潔社会」に関する先行研究や新聞記事、学術雑誌などには、その結果としてアレルギーに弱くなった人が増えたというような、身体的な影響についての記述が多くみられた。 しかし同時に精神的な面つ…

知り合いに表情のない(感情を顔に出さない)人がいて、どんなときでも本当に表情がないのだが、結局表情なんてコミュニケーションのほんの一部で、大事なのはそれだけではない。もし怪我や病気で表情筋がまったく動かなくなって、言葉でしか意思や感情を表…

編集者のメディア・ガイド(烏丸おいけ編)

イベント登壇:1000円〜/2h イベント司会:2000円〜/2h (メディア)コンサルティング:3000円〜/2h ブレスト参加:2000円〜/1h クリエイター紹介:30000円〜/1人 撮影:200円/3h ※写ルンです。 イラスト:1000円/1点 ラジオ出演:2000円/2h カラオケ:5000…

意見交換会

数年前のこと。雨の新宿を濡れながら歩いていたら道を聞かれたので、良かれと思って相手も自分も濡れながら1時間くらい教えてあげていたら、なぜかその後で意見交換会をすることになった。最近はしていないが、たまにメシを食ったりする。 今日は新宿で外国…

嗚呼、向井太一くん

向井太一氏のアルバム『24』で特筆すべき点は2曲目の『STAY GOLD』にある。「共感」(ここでは言葉の再生産について指摘があるが、つまり言葉の軽さを示している)そのことについて、ややシニカルに書かれた向井のリリックは“流れていく時代の中で その言葉…

「共感」を作る仕事って、なんだろうね。

「共感」について考えるきっかけになったのは、5月4日に投稿された國分功一郎さんのツイートでした。 私の書き物はしばしば「身近な問題から哲学している」や「自分の問題として社会の問題を考えられる」といった感想をいただきますし、私自身その期待に応え…

烏丸御池という場所

西宮北口から梅田行きの阪急電車に乗って、途中、十三(じゅうそう)という駅で乗り換えて烏丸まで行き、京都市営地下鉄四条駅まで歩いたのち、そこから210円かけて烏丸御池という駅で降りる。ということを大学時代の彼女や友人と週に1度は続けていて、しか…

丸の内線長すぎ問題

1時間くらいかかる

犬が死んだ

「犬が死んだ」。いつもは寝ている時間に母親からメッセージが来たものだから、「そうか」とだけ返してまた寝た。 起きて、目をこすりながらスマホの画面を見た。「犬が死んだ」という言葉と「そうか」という言葉だけがぽつんと残されていて、その装飾のない…

ザイル系集団

眠いのでInstagramを見ていた。 地元の同級生にザイル系がいるのだが、卒業して一度も会っていないのにフォローされフォローバックしたため、ザイルの生活がタイムラインに流入してくる。ザイルと呼ぶ。 ザイルの写真(つまり生活)は3パターンに分けられる…

新社会人が読んだら良さげな5冊を紹介するよ

新年度ということで今年も若い芽を積極的に潰していく所存ではございますがその一方で、若い芽を育てていく年齢になったので指導鞭撻をしなければなりません。もう27歳、ただのアラサーです。夢もなければ希望もない、あるのは富と名声だけが欲しいという「…

ファックでソウルなブック

会社員である私だが、週末はフットサルやオシャレなバーでのビリヤード・ダーツ、あるいはウクレレ教室に通ったり……することはなく、ほとんど趣味というものを持ち合わせていない。というか熱中できるものがない。それでも何か趣味のようなものはなかったか…

『ミルモ様が見てる』ってマンガを読んだことない人は本好きの末端

りぼん、コロコロ、ボンボン、ガンガン、ジャンプ、ヤングジャンプ、マガジン、ヤングマガジン、モーニング、ヤングキングアワーズ……およそ四半世紀の人生で巡り会ったマンガ雑誌たち。雑誌よりコミックス派という人がいるように、コミックスよりだんぜん雑…