Spare Times

暇な時に書きます

意見交換会

数年前のこと。雨の新宿を濡れながら歩いていたら道を聞かれたので、良かれと思って相手も自分も濡れながら1時間くらい教えてあげていたら、なぜかその後で意見交換会をすることになった。最近はしていないが、たまにメシを食ったりする。

 

今日は新宿で外国の人に道を聞かれて目的地まで連れて行ってあげたら、一緒にメシを食うことになった。こんなことが、良いか悪いかは置いといて、よくある。この新宿という街の持つ混沌さは様々なもの、というか関係性を包摂する。そして私たちは新宿に沈殿して、また混ざり合う。

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嗚呼、向井太一くん

向井太一氏のアルバム『24』で特筆すべき点は2曲目の『STAY GOLD』にある。「共感」(ここでは言葉の再生産について指摘があるが、つまり言葉の軽さを示している)そのことについて、ややシニカルに書かれた向井のリリックは“流れていく時代の中で その言葉で その音で 何が伝わるの?”のフレーズから、重みのない言葉や音についての問題提起をする一方で、詩の最後にあるこのフレーズ、“この言葉で この声で そこまで届くまで”からは、葛藤しつつ、もがきながらも、ある決意をした向井の心情を見出すことができる。リリックとメロディとの見事な調和で完成したのは、甘さやクールさなど感じさせない、向井太一の秘める「熱」、あるいは「怒り」から成り立つ力強い楽曲。2017年以降のカルチャーシーンで、自分の立ち位置を確立してしまうことは自明、そしてそれだけに止まらない向井太一のおおいなる才能を、まざまざと見せつけられた。

 

24

24

 

 

 

ザイル系集団

眠いのでInstagramを見ていた。

地元の同級生にザイル系がいるのだが、卒業して一度も会っていないのにフォローされフォローバックしたため、ザイルの生活がタイムラインに流入してくる。ザイルと呼ぶ。

 

ザイルの写真(つまり生活)は3パターンに分けられる。1つは上半身の露出。ジムに行っている時などによく見られる。次に、スーツを着て社長風の人たち(HIRO似)と肩を組んだまさにEXILEな写真。最後は、これが1番多いのだが10人規模でのパーティで、マキダイや関口メンディ、HIROのようなザイル系がいる。

 

プロフィールにはfreedomと記載されている。苫米地英人の本をよく読んでいる。ほとんどすべての写真には自分が写っている。モデルと名乗っている(モデルのような写真はない)。

 

実態のよく分からないあの感じ、高める意識の方向を間違えているあの感じ、外面だけを気にしたハリボテのようなあの感じ。EXILE、および彼らのフォロワー・ザイル系が示すのは、今の日本の空気だ。たぶん。

新社会人が読んだら良さげな5冊を紹介するよ

新年度ということで今年も若い芽を積極的に潰していく所存ではございますがその一方で、若い芽を育てていく年齢になったので指導鞭撻をしなければなりません。もう27歳、ただのアラサーです。夢もなければ希望もない、あるのは富と名声だけが欲しいという「欲」のみ。こんな大人になってしまわないよう、きちんとした社会生活を送る手助けができればと思います。じゃあいくよ。

 

 『入社1年目の教科書』

入社1年目の教科書

入社1年目の教科書

 

 新卒入社ではなく転職での入社のさい、試しにKindleで購入して読んでみたのですが新卒にも転職組にも役立つテーマ(ex.提出物は悩むな早く出せ)が多々あるのでまず最初にこの本を読んでから業務に臨むと「おおっ、若いのに分かってるな」となるでしょう。

 

 『たった一人の熱狂』

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

 

 心のエナジードリンクです。「圧倒的努力」により「圧倒的成果」を出すことなど書かれていますが、一冊を通してとにかく見城徹幻冬舎社長)がケツを蹴り続けてくれるので自然と「ジブン…デキル……あれ、なんでやらなかったの…? 自分のバカ! 」となります。

 

 『新しい文章力の教室』

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)
 

 社会人になったら嫌でも「書く」こと、しかもそれなりに高いレベルでの書くことが求められます。高いレベルというのは誰にでも読める文章であり、正しい文章という意味。大半の人は文字を書くことが嫌いだと思いますが、1から分かりやすく教えてくれるこの本を読み終わった後、あなたはLAMYのペンを買っているはず。

 

 『考える技術・書く技術』

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

 

 これはアウトプットのための論理的な思考法がメインに書かれている大全的なもので、「書くこと」を含めあらゆる思考のアウトプットに役立つので多少お金はかかりますが買いましょう。損はない。

 

 『夢、死ね!』

タイトルの過激さとは裏腹に、現実をとにかく見つめることについて書かれた名著ではあるまいか。そうです、ほとんどの仕事はつまらないんです。仕事に夢を持つんじゃなくて、設定した目標に向かって地道に歩き続けてください。

 

 +1冊 『伝え方が9割」

伝え方が9割

伝え方が9割

 

ファックでソウルなブック

会社員である私だが、週末はフットサルやオシャレなバーでのビリヤード・ダーツ、あるいはウクレレ教室に通ったり……することはなく、ほとんど趣味というものを持ち合わせていない。というか熱中できるものがない。それでも何か趣味のようなものはなかったかな、と考えた結果、1日1回は書店に足を運んでいることを趣味と呼んでも良いんじゃないかと考えるようになった(もう、無理やりである)。

 

1日1回ということは年間365回、仕事を始めてからは、書店の営業時間内に業務が終わらないこともあるので、回数を指標にしている。例えばあまり行くことが出来なかった月は1日で8店舗ほどに足を運んで回数を稼ぐくらい熱中しているから完全に趣味。最初は良書を探す目的で行っていた本屋に、今では365回行ったという経験が欲しいがための手段となっているのは、なんだか本末転倒な気もするが完全に趣味なので全然問題ない。

 

なぜ毎日行くかといえば、前述したように良書を求めたり、消費欲を満たしたり、もちろん、ずっと買っているマンガや雑誌を手に入れるためだけど、一番の理由は人の手垢がほとんど付いていない新刊の匂いが好きだからかもしれない。個人が経営する古書店の年季が入った本の匂いや、古本のチェーン店の手垢の匂い、それから図書館の本の匂いも好きだけど、あの新刊特有のそれに比べると、毎日嗅ぐのは憚られちゃう。

『ミルモ様が見てる』ってマンガを読んだことない人は本好きの末端

りぼん、コロコロ、ボンボン、ガンガン、ジャンプ、ヤングジャンプ、マガジン、ヤングマガジン、モーニング、ヤングキングアワーズ……およそ四半世紀の人生で巡り会ったマンガ雑誌たち。雑誌よりコミックス派という人がいるように、コミックスよりだんぜん雑誌派、ワイドで紙質の粗い雑誌で見てこそ活きる場面があると信じて発売日にはお金を握りしめて購入。都市部より早めに売られる地方では(出版社との契約による)、どこよりも早く読むことが出来るということに優越感を感じ、上京して発売日にしか買えないのがつらい東京嫌い、そんな人生を歩んでまいりました。

 

数年前に電子書籍があらわれて、一般書やコミックス、アスキーなどの雑誌、そしてとうとうマンガ雑誌まで電子化されたものだから、なんだかなあと複雑な気持ちを抱きながら、発売日当日の0:00に配信されるのは超便利と思いつつ買っておったわけです。

 

割と最近になって、電子書籍は一般的になり、電車やスターバックスドトールや牛丼屋やサイゼリヤピザエクスプレスやコスタコーヒーなんかでKindle片手にコーヒーをすすり、牛丼を頬張る人をよく目にするようになりました。これだけ普遍的なものになったんだから、「Web雑誌を作って連載しよう(提案)」と各社のお偉いさんたちが考えるのは当然の帰結、論理的帰結。紙を刷るお金が掛からない分、そして取り次ぎ業者を通す必要がない分、楽だから仕方がありません。しかしWeb雑誌だけ、なぜだか読む気にならず「一線級の作家がほとんどいないじゃん」だとか「どうせWebだからって編集もテキトーにやってんだろ」だとかの言い訳を幾重にも積み重ねながら、食わずにマズいと語っておりました。

 

突然ですが、私はおっぱいが好きなので、ついついおっぱいが強調されている女性が表紙の雑誌や週刊誌や写真集やマンガなんかを買ってしまう癖があります。おっぱい買いをしています。

 

そんなおっぱい好きの私が、たまたま書店のマンガコーナーをてくてくと歩いていると、キレイなおっぱいが目に入りました。それこそが、コミック電撃だいおうじというWebサイトで掲載されている『ミルモ様が見てる』というマンガのコミックスだったのです。当時旅行中だったので、旅の恥は掻き捨てと言わんばかりに(おっぱいが目立っていた表紙を恥ずかしく感じたのではなく、Webマンガのコミックスを買うことを恥じながら)購入。するとどうでしょう明らかに面白い。どう見ても面白い。ミルモ様というわけ分からない生き物、面白すぎる。と、めりめりのめりこんで言ったわけであります。

 

超絶おすすめなので、ぜひ読者とオフ会して、朝が来るまで終わることのない読書をしたい。『カラダ探し』とかいう、『親指探し』みたいなタイトルのマンガもめっちゃ面白いのでこれからは認識を改めて、Web雑誌の沼に足を浸けてみよう、そう決意したのでした。